★新卒採用の面接をしていた中でのお話

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忘年会のお話の時にも話題に出しましたが、来年の

新入社員が決まりました。

 



昨年と同じく、年末を迎えるこの時期ぎりぎりまで

粘って採用を続けてきまして、希望人数の4名に

到達しました。

馴染みのある専門学校から3名と、初めて採用の実績

を出させて頂いた大学から1名です。

 

今年の新人達はどこか似た雰囲気を持ったというか

なんとなく波長的にまとまりのある4人組でした

が、来年の4人組はバラバラのタイプの集まりで、

どんな研修生活になるのか今から楽しみです。

 

今年、面接をしている中で、こんな質問をされました。

 

「面接時に人柄を見るといいますが、御社の面接では

どんなことろで人柄を見ますか?」

 

サクセスの採用フローは今現在、ただ一回の面接のみ。

内容としては、2種類の筆記テストと私との面談です。

2種類の筆記テストの1つ目は、適性テストです。

どんな職種に適性があるのか、ストレス耐性が高いか

低いか、組織に順応性が高いのか低いのかなどが結果

として出てきます。

もう1つは、頭の体操的なテストを10分間。

これには合格基準があるので、ここをクリアして頂く

事がベースとなります。

これらは結果が出るまで時間がかかりますので、クリア

できているかいないかわからない状況の中で、人柄を

見るためにわりと長めにいろんな会話をします。

 

私は先の質問に対して、正直に答えました。

 

「人柄を見る。と、表面的な言葉で表現していますが、

私はその人の中にある純度を見ています。

学生時代にどんな部活やバイトをしていたのか、家族

は何人で兄弟が何人でどれくらい年が離れているのか、

普段何をするのが好きなのか、そんな雑談をしながら

感じとっています。

練習すればすらすらと答えられるような質問はあまり

していないつもりです。

誠実で責任感のある技術者になってくれそうかどうか。

信頼できる人かかできない人か。

そういう所を限られた時間の中で判断させてもらって

います。

ピュアな部分というのは誰にでもあると思うのですが、

その部分の波長や濃度が私と合う人にピンとくるの

だと思うのです。

それじゃ、要は私の好き嫌いじゃないか!と、捉えられ

るかと思いますがそうかもしれないですね。

でも、面接なんてそんなものだと思うのです。

結局、面接官との相性というところもあると思うので、

もしサクセスで不採用となったとしても純度が低いとか

人柄が良くないとかそういった事でもないと思います。」

 

こう答えたら、「なるほど」と言っていました。

 

(そう言うしかないですよね笑)

 

実は私、面接官歴20年弱なのです!

(会長が社長だった時には1次面接官のお役目を

頂いておりました。)

 

純度が高い。

というと、「ピュアで従順で品行方正ないい子」みたい

なイメージかなと思いますが私の中でピンとくるのは

決してそういう子ではないのです。

もちろん誰がみても優等生な所謂、王道な子もいますが、

ものすごく癖があって、頑固でなかなかいう事を聞かない

タイプやコミュニケーションが苦手であまりうまく

自分を表現できない子もいます。

でも、話していると純度波長が合うタイプにはピンとくる

ものなんですよね。

 

ピンとくるタイプは、10年後とかに立派にサクセス

に貢献してくれている姿がなんとなく浮かぶのです。

この先、いいことばかりではないだろうから、そんなに

順調にいかない現実ももちろんあると思います。

でも、最初にそのイメージが沸かないと採用はできない

と思っています。

 

というわけで、今年もピンときた4人を採用させて頂きました。

まずは研修機関から任意ですがe-ラーニングの教材が配布

されたので、そこから軽くスタート。

3月にはこれまた任意ですがプレ研修もあります。

皆、頑張ってくれるといいなと思います!!

 

それでは皆様、今年もあとわずかですね。

また来週~